熊木杏里




熊木杏里 Live in autumn “歌が姿を見せる日”@日本橋三井ホールライブレポート




2015年では恐らく最後になる熊木杏里のライブ。
数日前のリハーサルでは、映像や照明のタイミングを入念にチェックしていた。

今回、熊木とスタッフのミーティングで、いつか本人がやってみたいと言っていた“最初から最後までサポートミュージシャン無しの、1人でのライブ”を行う事を決めた。

当日も、リハーサルでは映像の最終確認や通しリハなど、いつも以上のチェック。
本番前も集中していた。

舞台後ろのモニターでは、本のページがめくれて物語がスタートしていく演出。熊木が登場し、弾き語りで「オルゴール」がスタート。オルゴールが映し出され、重なるように、ひとつの人生が過ぎていくような映像が流れていく。

「戦いの矛盾」は、戦争や世界各地の映像と、何気ない日々の映像がシンクロして流されていき、「0号」へと続いていく。

「あなたに逢いたい」では、季節の推移を歌声とともに映像で表現。「おうちを忘れたカナリア」では、ステージの左右にいき、少し和やかな雰囲気となる。「水に恋をする」から「窓絵」へ。

水がすごく好きという熊木。「生命なので飲む事で助けられているし、形を変えて海や川を流れてみたり、蒸発して空にいってみたりと、すごく心憧れる」という。「凝り固まっている自分の心が色々な所に飛んで行けたら、もっと気楽になれたりするのかなと思って作った曲」と説明。

ライブで久しぶりに演奏するのではないかという「わちがひ」の映像では、交わりそうで交わらない輪が表現されていた。「朝日の誓い」から「君の名前」へ。女の子がてくてく歩く映像は、熊木本人と重なる。そして「お祝い」へ。

後半では、深海をイメージした照明で「クジラの歌」を彩り、「Hello Goodbye&Hello」、そして「逆光」へ。

「Flag」「冬空エスコート」では、客席の皆さんから手拍子も頂き、本編最後の「ひみつ」へ。少し早い冬の雪結晶の映像演出となった。

そして、本編は本が閉じられるところでフィナーレとなった。

アンコールでは、アニメ『Charlotte』の映像をバックに「君の文字」を初披露。「私が見えますか」の弾き語り、新曲「忘れ路の旅人」で幕を閉じた。

映像と照明で、歌、曲、そして歌詞を表現したライブ。1人でかなり緊張し、課題となる事もたくさんみえたが、今後も是非トライしてみたいと、熊木も語っていた。

2016年春ごろを目指して、アルバムを制作中である事も発表した熊木杏里。そして、ライブも予定されている。
今後の動きにも注目して頂きたい。

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熊木杏里 Live in autumn “歌が姿を見せる日”セットリスト(@日本橋三井ホール)

1『オルゴール』(弾き語り)
2『戦いの矛盾』
3『0号』
4『あなたに逢いたい』
5『おうちを忘れたカナリア』
6『水に恋をする』
7『窓絵』
8『わちがひ』
9『朝日の誓い』
10『君の名前』
11『お祝い』
12『クジラの歌』
13『Hello Goodbye&Hello』
14『逆光』
15『Flag』
16『冬空エスコート』
17『ひみつ』
EN
18『君の文字』
19『私が見えますか?』 弾き語り
20『忘れ路の旅人』 ≪新曲≫ 弾き語り
















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